みなさんこんにちは、K3です。
これから税理士を目指される方でどの専門学校がいいかお悩みの方はいらっしゃいますか?
結論から言えば、大原かTACの二択となります。
なぜ大原かTACなのか?
大原とTAC、この二つの専門学校は、昔から税理士の専門学校として有名ですが、最近はネットの発達で通信専門のオンラインスクールも増えており、初めて税理士の勉強をされる方はどれが良いのかわからないかと思います。
僕は通信、通学に限らず大原とTACのどちらかがおすすめです。
それはなぜかというとこの2校で税理士受験の合格者占有率は90%近くあるといわれており、その合格者占有率が合格可能性に影響するからです。
なぜ合格者占有率が合格可能性に影響するのか?
前提
その理由は、以下のとおりになります。
前提として、税理士試験は60点で合格とされていますが、合格率が10%程度になるように調整が加えられます。
その調整とは、まず試験官はサンプル採点をして、受験生がどの程度できているのかを確認します。
そこで、上位10%程度が合格ラインの60点以上になるように配点の調整を加えるのですが、そもそも税理士試験は、その性格上満点が取れないよう、ボリュームを多くしたり、難易度が高すぎる問題をちりばめています。
その結果、科目にもよりますが基本的にサンプル採点の段階ではほとんどの人は60点に到達しないので、誰も解けないような難問の配点を減らし、多くの受験生が解けている問題の配点を増加させます。
つまり、多くの人が解ける問題を落とすと致命的な失点になるのです。
専門学校が本試験問題の予想を当てた時、問題がおこる
ここからが重要なのですが、各専門学校、直前期には今年の出題を想定した問題をたくさん用意しており、それを生徒たちは解いていくのですが、たまに本試験でそれら想定問題と非常に類似した出題がされることがあり、特定の専門学校の生徒が非常に有利になることがあるのです。
仮に、大原かTACが本試験の問題予想を当てた場合、これらの専門学校生は圧倒的にその問題が解けるようになります。
そしてこれらの専門学校は占有率が高いため、試験官に多くの人が解ける問題と認識され高い配点が来る可能性が非常に高いのです。
なので直前期にはお金と実力に余裕がある生徒に対して、大原の講師はTACの、TACの講師は大原の直前期の資料を申し込むように指導していると聞きます。
大原、TAC以外の専門学校が予想を当てても問題はない
これが、他の専門学校の場合、仮に本試験の予想を当てたとしても、その専門学校の占有率が高くなければ、大原、TAC生からすれば大した問題にはなりません。
配点はあくまで多くの人が解けている問題にくるからです。
つまり、占有率の高い大原、TAC生が有利に解ける問題を落としたら致命傷だけれども、占有率の低い他の専門学校生が有利に解ける問題は落としても致命傷とならないため、これから学ぶ専門学校は、大原かTACがおすすめなのです。
まとめ
最近ではLECやクレアール等の専門学校は、大原やTACより安く受講できたり、学習範囲を絞り最小限の努力で合格を目指すなど、それぞれ特色を出しており、何を求めるかで選ぶべき専門学校は変わるかもしれません。
ただ、教材の質の高さや、合格の確率を最大限上げたいのであれば大原かTACが最も適切です。
以上いかがでしょうか、これは僕の意見ですが違う考え方の方もいらっしゃるかもしれません。
ですので、これから専門学校を選ぶ方には一つの意見として参考にしていただけたらと思います。
コメント