皆さんこんにちは！
K3です！！
僕には、会計事務所の実務をしていて、最初かなりやらかしたことがありました。
それは、お客様の信頼を得るために、なんでもかんでもいうことを聞いてあげていたことです。
もちろん、信頼を得ることは大切なことではあります💦💦
ですが、仕事である以上お客様だからといって、何でも聞いているとやがて仕事が回らなくなってしまいます。
この記事を読んでいる人には、同じ間違いをして欲しくないので、自分の経験したしくじりを少しお話してみますね！！
実はお客様に好かれるだけなら簡単！！
実は、ここだけの話お客様に好かれるというのは簡単です！
なんせ、ただひたすらお客様のいうことを聞いてあげればいいのですから、、
例えば、「この前渡した資料の中に必要なものがあったから持ってきて」といわれたら、その日のうちに車で持っていく
新たに副業をはじめたいんだけど、個人的に相談に乗ってくれと言われ、遅い時間までビジネスプランについて相談にのる（もちろん契約外💦）
休みの日に個人のスマホに電話がかかってきて、仕事の質問に対応する
などなど、これらは僕が実際に経験したことです。
なかには、「資金繰りが苦しいので報酬の支払いは待ってくれ」
なんてのもありました😢
※他の取引先には支払っていたので、支払いの優先順位を勝手に下げられてました💦
初めてこの仕事に就いた頃は、仕事を振られず（※事情がありました）社内ニートをしていたため、
せめてお客様のいうことはできるだけ聞いて、信頼されよう！！
そういう意識で仕事をしていたら、一部のお客様に、なかなか便利に使われていました😢
もちろん、きちんとされたお客様も多いのですが、徐々に要求がエスカレートしてくるお客様もいました。
お客様に好かれすぎることの弊害！
その頃の僕は、お客様にとって親切な友達のような関係だったと思います。（ただ便利に使われていただけですが💦）
ただ、こんな関係性で仕事をしていると、どんどんおかしなことになってきます。
忙しくて仕事がこなせない
徐々に仕事を覚えてきて担当を振られだすと、仕事が全然こなせなくなってきました。
周りに比べて明らかに担当件数が少ないにも関わらずです。
会計事務所の仕事は、絶対厳守の締切りがたくさんありますが、
正直どうでもいい、（何なら本来こちらがやるものでもない）仕事に忙殺され
決算申告がいつもギリギリになってしまい、
社内での評価は、「いつも仕事が遅い」「段取りが悪い」「能力が足りない」など
最悪なものになってきました。
お客様のお願いを断ると不満をぶつけられる
さらに、さすがにお客様のいうことを何でも聞いていたら仕事がこなせなくなったので、
ちょくちょく断るようにすると、
露骨に嫌な顔をされたり、
「え、今までやってくれたのに？」などと言われることもありました。
今まで、仕事が忙しくないからサービス精神でやっていたことが、
忙しくなって、本来断るべきことを断っただけなのに、
一部のお客様にはサービスが悪くなったという認識になってしまいました。
お客様とは適度な距離感が大切！
これらの経験でいえることは、お客様との距離感が大切だということです。
雑務に忙殺される僕をみて、上司は、
「なんでも聞いてあげるのは仕事じゃないし、できるやつというのは期限内に仕事を余裕をもってこなせるやつのことだ！」
と、当たり前だけど自分ができていなかったことを指摘してくれました。
その後、仕事ができると評価されてる人を観察すると、
自分を犠牲にしてまで、お客様のために何かするということはしていませんでした。
ただ、融資を受けるため、どうしても急に試算表が必要になったなど
本当に会計事務所しかできないことで、緊急性が高い依頼にはきっちり対応しており、それでちゃんと信頼を得ているようでした。
相手にいいように使われるだけではいずれその関係性は破綻します。
お金をいただいている以上、こちらがやるべき仕事はきっちりしなければなりません。
ですが、本来こちらの仕事でないことまで、やってくれと言われたなら、きちんと説明したうえで断らなければ、後でお客様と事務所からの信頼を失ってしまいます。（あと自分の時間も！！）
そのためにも、友達みたいな関係性にならないように、いい意味でビジネスライクな関係性を意識することをお勧めします。
まとめ
いかがでしょうか！？
相手から好かれよう、信頼を得ようとして
自分を犠牲にしてまで相手のために行動してしまうことは、割と会計事務所の仕事ではあることかもしれません。
ただ、そんな関係性は長くは続きませんし、自分がいつも消耗してしまいます。
たとえお客様であっても、本来は50：50の関係であるはずです。
お金をいただいている以上、やるべきことはやらなけばなりませんが、その範疇を超えた依頼については断らなければなりません。
もし、やるべき仕事と断るべき仕事の線引きがわからないのであれば、
事務所の先輩に相談して、きちんと教えてもらいましょう！
くれぐれも、一人で抱え込んで悩まないようにしてくださいね！
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