みなさんこんにちは!K3です。
税理士になったら、多くの人は稼ぎたいですよね♪
なんとなく、相続税に詳しかったら稼げそうというイメージがありませんか!?
そのイメージは間違いではないのですが、、、
実は、僕も会計事務所に入って初めてわかった税理士の相続実務の実態があります。
そこで、僕の見聞きしたことをもとに、意外と知らない相続実務の実態と、相続で稼ぐ税理士になることについて考えてみます。
相続業務は儲かる!
ズバリ相続業務は儲かります!!
なぜかと言うと、相続に力を入れている税理士法人で働いていたので、
どのぐらい相続業務で売上を上げていたか聞いていたからです(笑)
僕がいた事務所の、ある相続専門職員(監査業務をせず、資産税業務のみ担当する職員)の方の、
年間の売上が約3,000万円。
ちなみに、監査担当のベテランの人で
年間の売上が約1,500万円ですので、ほぼ倍です!!
もちろん、監査業務は毎年安定的な売上があがるのに対し、
相続案件は定期的に来るものではないし、
案件ごとに単価も違うため、
年によって依頼の数も、売上も変わりますが、
相続専門職員は、監査担当職員に比べ、
1.5~2倍の売上を上げることができていました。
事務所に、相続案件を集める仕組みがあれば、
かなり売上を上げることができますね!!
そして、職員の給料は上げる売上から計算されると思うので、
雇われ職員(税理士)であってもそれなりに稼げると思います!!
意外と多い相続が苦手な税理士(事務所)
ただ、地方では相続業務が苦手な税理士(事務所)は多いです。
僕が聞いた恐ろしい話は、
ある税理士の先生は、請け負った相続の案件を
そのまま相続業務をしたことのない職員に丸投げし、
その職員の人が、何とか実務書を見ながら仕上げた申告書を
ノーチェックで申告に回してたという話があります💦
また、以前働いていた税理士法人で、
ある職員(税理士)が独立し、
「相続に強い税理士!」として売り出していますが、
相続税の申告は、片手で数える程しかしていないと、残った職員に聞いたことがあります💦
いくら税理士試験で「相続税」の勉強をしていても、
実務で使っていないと忘れますし、そもそも改正も入ります。
また、勉強と実務の違いは多くの方が指摘しています!
その独立した方も、最後にした相続税の申告書に間違いがあり、
残った税理士が修正したとのことでした。
いくつかの税理士法人・会計事務所を渡り歩いてきた僕が見た中で、
本当に相続に強みがある事務所は1つだけでした。
相続実務に詳しくなるためには、、、
稼げる税理士になるため、相続業務に強くなりたいのであれば、
相続の実務経験を積める事務所に入るしかありません。
ただ、その事務所が相続に強みがあるかどうかは見分けにくい場合もあります。
先ほどの税理士のように、経験があまりなくても「相続に強い」とアピールする人もいます。
一つ見分けるコツとしては、相続専門の職員(税理士)がいるかどうかです。
もし相続専門の職員(税理士)がいるのであれば、
その事務所は、定期的に相続案件が入ってくる仕組みができていると思われますので、
経験を積むチャンスが多いと思います。
まとめ
以上、いかがでしょうか。
将来自分がどうなりたいか次第ですが、
稼ぎたいのであれば、
相続税を勉強し、その実務につくというのは、
一つの手段だと思います。
ただし、中小零細事務所の多くは、
相続の実務を積むのには向かない場合が多いです。
相続税の実務経験を積みたいのであれば、
就職する際に、
面接時に相続専門の職員(税理士)がいるかを確認し、
将来自分は相続業務をしたいとアピールしてみてください。
うまくいけば、多くの経験をすることができ、
将来、他の人と差別化できると思います。
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